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実態を調査!よく見かけるグッドデザイン賞‬‬とは?

お店でキッチン用品や家具などのショッピング中に、よく見かけるグッドデザイン賞

賞を取っているだけで、クリエイティブな感じに見えてしまうのですが気になったので調べてみました。

 

グッドデザイン賞とは

いつから始まったの?

1957年に通商産業省で創立した「グッドデザイン商品選定制度」を(財)日本産業デザイン振興会が承継して1998年に新たにスタートした制度です。

 

60年ぐらい歴史がある古い制度ということですが「グッドデザイン商品選定制度」の時は、あまり目立ったことはしてなかったのでしょうか?

 

ここ10年ぐらいに見かけるようになった気がします。

ロゴマークのデザインは?

特徴的なGマークですが日本のグラフィックデザイナーの亀倉雄策(かめくら ゆうさく、1915年4月6日 - 1997年5月11日)によってデザインされました。

 

その他にフジテレビの8マーク(旧シンボルマーク)や1964年の東京オリンピックのポスターなどを手掛けた人物です。

 

グッドデザイン賞の実態

どうすれば受賞できる?

元々は審査員が投票する形で選ばれていたので何もする事はできなかったのですが

2011年より一般投票を受け付けるようになりました。

費用はいくら掛かるのか?

審査が進むにつれて費用が加算されていく仕組みになっています。

1次審査に1万円、1次審査突破で5万5千円、2次審査突破後の展覧会への出展で11万5千円、年鑑の掲載料で3万円掛かりますので

審査料や関連費用で賞を受賞となると合計21万円は最低必要になります。

受賞をしてもGマークを利用したい場合は使用料が掛かるらしく最低でも20万円は支払わないと利用できないと言われています。

どれぐらいの数が受賞してるのか?

2016年:1,229件

2015年:1,370件

2014年:1,283件

2013年:1,238件

 

大体の当選割合が3割らしいので、かなりのお金が動いているのがわかります。

グッドデザイン賞は費用が掛かるので小さい企業では2回目の応募を見送る場合があるそうです。

まとめ

グッドデザイン賞はお金で買えてしまう賞だという実態がわかったので

あまり意味のない制度のような気がします。

小さな企業や個人でも気軽に参加できる制度になれば

良いと思うのですが利権が絡んでいるので、そうもいかないのかな...と思います。